ラシックの平坦化

クラシックは平たくなった?

 着うたフルにクラシック音楽の楽曲が増える事、それ自体は確かに歓迎すべき現象です。然しながら筆者は、形骸化して久しいクラシック音楽に、何等蘇生措置を施す事もなく、そのまま着うたとして提供する行為に対して、むしろ憤りを覚える者です。

 

そこでJ-POPや洋楽等、クラシック以外を愛好する皆様に是非一度、クラシック音楽をダウンロードして試聴して頂きたいのです。「痺れてウットリしたから、もっとダウンロードして聴きたい」と求める事は、殆ど無いのではありませんか?九分九厘、「退屈。学校で聴かされただけで充分」と逃げ出すのではありませんか?

 

それと同時に、「どんな音楽にも上下の動きがあるのに、何故クラシックには横の動きしかないの?」と思われませんか?もしこの点に御自身で気が付いておられたら、かなり鋭い着眼をお持ちの方です。何故なら、本来のクラシック音楽には、波打つ動きが確かにあったからです。

 

それでは何故、現在のクラシック音楽が、こんなに平らな音の塊に変化したのでしょうか?それは、波打つ奏法でお客を熱狂させる流派に対して、平らな奏法を正しいと定める流派が嫉妬に狂い、波打つ奏法の流派を迫害して異端に追いやり消滅させ、平らな奏法の流派が正統派の地位に就いたからです。

 

但し、これは公式の見解でも何でもなく、クラシック音楽の世界に長年居た筆者が到達した結論です。従って、現在のクラシック界に君臨するお偉方に聞けば、筆者の仮説が一笑に付されるのは間違いありません。

 

 

記者:ヒビキ カオル(響 馨)


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